耳づまり外来

耳づまり(耳閉感)は、
「耳に水が入ったような感じ」
「耳がふさがった感じ」
「飛行機に乗った時のような感じ」
などと表現されることが多い症状です。
原因は一つではなく、
- 耳管の異常
- 中耳炎
- 耳あか
- 突発性難聴
- メニエール病
など、さまざまな病気で起こります。
原因によって治療方法は大きく異なるため、まずは耳鼻咽喉科で原因を調べることが大切です。
このような症状はありませんか?
- 耳がつまった感じがする
- 自分の声が耳に響く
- 耳がこもって聞こえる
- 耳が抜けない感じが続く
- 飛行機や新幹線で耳が痛くなる
- 耳鳴りもある
- 聞こえが悪くなった
- めまいを伴う
- 飲み込むと少し楽になる
- 症状が良くなったり悪くなったりする
関連する症状
👂 聞こえにくい
難聴を伴う耳づまりについて解説しています。
🔔 耳鳴り
耳鳴りを伴う耳づまりについて解説しています。
🌪 めまい
耳づまりとめまいを伴う病気について解説しています。
耳づまり(耳閉感)とは?
耳づまり(耳閉感)は、
実際に耳がふさがっているとは限りません。
耳管、中耳、内耳などの異常によって、
「耳が詰まっているように感じる」
症状です。
原因となる病気は多く、
放置すると難聴につながる病気もあります。
そのため、症状が続く場合には早めの受診をおすすめします。

耳づまりの原因となる主な病気と検査
耳づまりは、耳管・中耳・内耳など、さまざまな場所の異常によって起こります。
「耳がつまる」「耳がこもる」という症状だけでは原因を判断できないため、耳の診察や聴力検査、耳管機能検査などを組み合わせて調べることが大切です。

当院で診療している主な病気
👂 耳管狭窄症
耳管は、耳の奥にある中耳と鼻の奥をつなぎ、中耳の圧力を調整する管です。
風邪やアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎などによって耳管が開きにくくなると、中耳の圧力調整がうまくできなくなります。
主な症状は、
- 耳がつまる
- 耳が抜けない
- 耳がこもる
- 聞こえにくい
- 飛行機や高い場所で耳が痛む
などです。
原因となる鼻の病気も含めて診察し、必要に応じてお薬や耳管通気などをご提案します。
🗣️ 耳管開放症
通常は閉じている耳管が、必要のないときにも開いたままになる病気です。
代表的な症状として、
- 自分の声が大きく響く
- 自分の呼吸音が耳に響く
- 耳がつまる
- 耳がぼわんとする
などがあります。
体重減少や脱水、疲労などが関係することもあります。横になると症状が軽くなる場合があることも特徴の一つです。
診察や耳管機能検査などで状態を確認し、生活指導や保存的治療を中心に対応します。耳管開放症では鼻すすりを繰り返すことで中耳に悪影響を与える場合もあります。
💧 滲出性中耳炎
鼓膜の奥の中耳に液体がたまる病気です。
強い耳の痛みや発熱がないことも多く、
- 耳がつまる
- 聞こえにくい
- 耳の中で水が動く感じがする
といった症状がみられます。
お子さんに多い病気ですが、大人にも起こります。成人で片側だけに続く場合には、鼻の奥まで詳しく確認することがあります。
🟤 耳垢栓塞
耳あかが外耳道をふさいで、耳づまりや聞こえにくさを引き起こす状態です。
入浴や水泳で耳あかが水分を含み、急につまったように感じることもあります。
無理に耳掃除をすると、耳あかを奥へ押し込んだり、外耳道や鼓膜を傷つけたりするため、耳鼻咽喉科で安全に除去します。
⚡ 突発性難聴
突然、主に片方の耳が聞こえにくくなる病気です。
患者さんによっては「難聴」よりも先に、
- 耳がつまる
- 耳がこもる
- 耳鳴りがする
と感じることがあります。
治療開始の時期が重要な病気です。急に片耳がつまった場合や、聞こえ方が左右で違う場合には、早めに耳鼻咽喉科を受診してください。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会も、急な聞こえの変化を含む耳症状について耳鼻咽喉科での評価を案内しています。
🌪️ メニエール病
内耳のリンパ液の異常が関係し、
- 繰り返すめまい
- 耳鳴り
- 難聴
- 耳づまり
などが起こる病気です。
初期には「耳がつまる」「低い音が聞こえにくい」という症状だけで始まることもあります。
聴力検査や症状の経過を確認し、生活指導やお薬による治療を行います。
🎧 低音障害型感音難聴
低い音を中心に聞こえにくくなる内耳の病気です。
- 耳がつまる
- 耳がこもる
- 低い耳鳴りがする
- 自分の声が違って聞こえる
などの症状がみられます。
めまいを伴わない場合もありますが、症状を繰り返したり、メニエール病へ移行したりすることもあるため、経過観察が大切です。
🤧 アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎
鼻と耳は耳管でつながっています。
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎によって鼻の奥が腫れると、耳管の働きが低下し、耳づまりを起こすことがあります。
当院では耳だけでなく、鼻の状態も一緒に診察します。
当院で行う検査

🩺耳鼻咽喉科専門医による診察・問診
まず、耳づまりが始まった時期や左右差、症状が変化する条件などを詳しく確認します。
特に、
- 急に始まったか
- 自分の声や呼吸音が響くか
- 横になると楽になるか
- 飛行機や山で悪化するか
- 鼻水や鼻づまりがあるか
- 耳鳴りやめまいを伴うか
といった情報は、原因を判断する重要な手掛かりになります。
耳鏡や顕微鏡などを用いて、外耳道・鼓膜・中耳の状態を確認します。
必要に応じて、鼻鏡や鼻内視鏡などを用いて、鼻や上咽頭の状態も確認します。
🎧 聴力検査
どの高さの音が、どの程度聞こえているかを調べる基本的な検査です。
耳づまりの原因が、
- 外耳や中耳の異常による伝音難聴
- 内耳や聴神経の異常による感音難聴
- 両者が合わさった混合性難聴
のどれに近いかを判断するために重要です。
「耳がつまるだけ」と感じていても、聴力低下が隠れている場合があります。
👉 聴力検査について詳しくはこちら(準備中)
📈 ティンパノメトリー(鼓膜・中耳機能検査)
鼓膜にわずかな圧力を加え、鼓膜や中耳の動きを調べる検査です。
- 滲出性中耳炎
- 耳管狭窄症
- 鼓膜や耳小骨の異常
などの評価に役立ちます。
短時間で行うことができ、痛みはほとんどありません。
👉 ティンパノメトリーについて詳しくはこちら(準備中)
👂 耳管機能検査
耳管が適切に開閉しているかを調べる検査です。
耳管狭窄症や耳管開放症が疑われる場合に、症状や診察所見と合わせて評価します。
耳管の状態は時間帯や姿勢によって変化することがあるため、検査結果だけでなく、問診や鼓膜所見を総合して判断します。
👉 耳管機能検査について詳しくはこちら(準備中)
🔊 DPOAE検査(耳音響放射検査)
耳に小さな音を入れ、内耳にある蝸牛の働きを客観的に調べる検査です。
- 感音難聴が疑われる場合
- 通常の聴力検査だけでは判断しにくい場合
- お子さんなど、検査への反応が難しい場合
などに役立ちます。
患者さんがボタンを押して答える必要がなく、身体への負担が少ない検査です。
🗣️ 語音聴力検査
音が聞こえるだけでなく、「言葉をどの程度正確に聞き取れるか」を調べる検査です。
耳づまりと難聴が続く方や、補聴器の適応を検討する方などに行います。
当院では実施できないので、必要な場合には、連携医療機関をご紹介しています。
👉 語音聴力検査について詳しくはこちら(準備中)
👃 鼻・上咽頭の診察
耳管の入口は鼻の奥にあります。
そのため、耳づまりの原因を調べる際には、
- アレルギー性鼻炎
- 副鼻腔炎
- 上咽頭炎
- アデノイド増殖症
- 鼻咽腔の炎症
- 鼻の奥の腫れ
- 上咽頭癌
などがないか確認することも大切です。
必要に応じて鼻内視鏡を用い、鼻腔から上咽頭まで詳しく観察します。
👉 鼻内視鏡検査について詳しくはこちら(準備中)
🖥️ 画像検査
診察や聴力検査だけでは原因を判断できない場合や、片側の症状が続く場合などには、CTやMRIが必要になることがあります。
当院での検査結果をもとに、必要に応じて連携医療機関へご紹介します。
当院で行う治療

耳づまり(耳閉感)の治療は、原因となる病気によって大きく異なります。
耳だけでなく、耳管や鼻の状態も詳しく確認し、一人ひとりに合わせた治療をご提案しています。
💊 お薬による治療
耳づまりの原因となる病気に応じて、お薬による治療を行います。
例えば、
- 耳管狭窄症
- 滲出性中耳炎
- メニエール病
- 低音障害型感音難聴
- アレルギー性鼻炎
- 副鼻腔炎
などでは、お薬による改善が期待できます。
症状や原因に合わせて適切な治療をご提案します。
👉 お薬による治療について詳しくはこちら(準備中)
👃 鼻の病気の治療
耳管は鼻の奥(上咽頭)につながっています。
そのため、
- アレルギー性鼻炎
- 副鼻腔炎
- 鼻の炎症
を改善することで、耳づまりが軽くなることがあります。
耳だけでなく鼻も一緒に治療することが大切です。
👂 耳管通気・耳管機能の改善
耳管狭窄症では、耳管通気などが有効な場合があります。
耳管機能検査の結果や症状を総合的に判断し、適応がある場合に治療をご提案します。
👉 耳管通気について詳しくはこちら(準備中)
🦻 難聴を伴う場合の治療
耳づまりの原因が難聴である場合には、
- お薬
- 補聴器
- 経過観察
など、病気に応じた治療を行います。
聞こえの改善を目指し、生活の質(QOL)の向上をサポートします。
🌿 日常生活でできるセルフケア
耳づまりを改善するためには、生活習慣も大切です。
例えば、
- 鼻を強くかみ過ぎない
- 十分な睡眠をとる
- 水分補給を心掛ける
- アレルギー対策を行う
などが症状の改善につながることがあります。
当院では生活上の注意点についても分かりやすくご説明しています。
当院ならではの治療・取り組み
楓みみはなのどクリニックでは、耳づまりの症状だけではなく、その原因を詳しく調べる診療を大切にしています。
🔬 耳と鼻を一緒に診察
耳づまりは耳だけが原因とは限りません。
当院では、
- 耳
- 鼻
- 上咽頭(鼻の奥)
まで診察し、原因を総合的に判断します。
注)全員に必ず実施するわけではありません。あくまで医師の判断により実施します。
🎧 専門的な聴力・耳管機能検査
症状に応じて、
- 聴力検査
- ティンパノメトリー
- 耳管機能検査
- DPOAE検査
などを組み合わせて原因を調べます。
👉 聴力検査について詳しくはこちら(準備中)
👉 耳管機能検査について詳しくはこちら(準備中)
🌿 アレルギー・副鼻腔炎まで総合的に治療
耳づまりは、
- アレルギー性鼻炎
- 副鼻腔炎
が原因になることも少なくありません。
耳だけでなく、鼻の病気も含めて総合的に診療しています。
⚡ 急な耳づまりにも対応
急な耳づまりは、
- 突発性難聴
- 急性低音障害型感音難聴
など、早期治療が重要な病気のことがあります。
当院では迅速に診察・検査を行い、必要な治療を開始します。
当院の特徴

耳づまりの原因を正確に診断し、患者さん一人ひとりに合わせた治療をご提案しています。
👨⚕️ 耳鼻咽喉科専門医による診療
耳づまりの原因を総合的に診断します。
👂 耳と鼻を同時に診察
耳だけでなく鼻や上咽頭も診察し、原因を詳しく調べます。
🎧 専門的な検査
聴力検査、ティンパノメトリー、耳管機能検査、DPOAE検査などを行います。
💊 一人ひとりに合わせた治療
原因に応じた適切な治療をご提案します。
⚡ 急な耳づまりにも迅速対応
突発性難聴などの緊急性のある病気にも対応しています。
👦 小児から高齢者まで対応
お子さんからご高齢の方まで幅広く診療しています。
💻 WEB予約・WEB問診
WEB予約・WEB問診をご利用いただけます。
一宮市・尾張・西濃地域で耳づまりにお悩みの方へ
耳づまりは、
「そのうち治るだろう」
と思って様子を見る方も少なくありません。
しかし、
- 突発性難聴
- 急性低音障害型感音難聴
- メニエール病
など、早めの治療が大切な病気が隠れていることもあります。
楓みみはなのどクリニックでは、一宮市をはじめ、
- 江南市
- 稲沢市
- 岩倉市
- 北名古屋市
- 羽島市
- 各務原市
- 大口町
- 扶桑町
など尾張・西濃地域から多くの患者さんにご来院いただいています。
耳がつまる、耳がこもる、自分の声が響くなどの症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
関連する症状
耳づまり(耳閉感)は、さまざまな耳や鼻の病気で起こる症状です。
気になる症状がありましたら、それぞれのページもぜひご覧ください。
👂 耳づまり(耳閉感)
耳がつまる、耳がこもる、自分の声が響くなどの症状について詳しく解説しています。
👂 聞こえにくい
耳づまりと一緒に難聴が起こる病気について解説しています。
🔔 耳鳴り
耳鳴りを伴う耳づまりについて詳しくご紹介しています。
🌪 めまい
耳づまり・耳鳴り・難聴を伴うめまいについて解説しています。
👃 鼻づまり
耳づまりの原因となるアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎について詳しくご紹介しています。
関連する病気
耳づまりの原因となる代表的な病気をご紹介します。
- 耳管狭窄症
- 耳管開放症
- 滲出性中耳炎
- 耳垢栓塞
- 突発性難聴
- メニエール病
- 低音障害型感音難聴
- アレルギー性鼻炎
- 副鼻腔炎
👉 病気一覧はこちら(準備中)
関連する検査・治療
耳づまりの原因を調べるため、症状に応じて検査や治療を行います。
検査
- 聴力検査
- ティンパノメトリー
- 耳管機能検査
- DPOAE検査
- 語音聴力検査
- 鼻内視鏡検査
👉 検査一覧はこちら(準備中)
治療
- お薬による治療
- 鼻の治療
- 耳管通気
- 難聴治療
- 補聴器相談
- 生活指導
👉 治療一覧はこちら(準備中)
よくある質問(FAQ)
Q. 耳づまりだけでも受診した方がよいですか?
はい。
耳づまりは耳管狭窄症だけでなく、突発性難聴やメニエール病などが原因の場合もあります。
症状が続く場合は早めの受診をおすすめします。
Q. 耳づまりは自然に治りますか?
風邪や鼻炎が原因の場合には改善することもあります。
一方で、難聴や中耳炎など治療が必要な病気もありますので、症状が続く場合は耳鼻咽喉科を受診してください。
Q. 飛行機に乗ると耳が痛くなります。
耳管狭窄症が原因の場合があります。
耳管機能を評価し、必要に応じて治療や予防方法をご説明します。
Q. 自分の声だけが大きく響きます。
耳管開放症でみられる代表的な症状です。
耳鼻咽喉科で耳管の状態を確認することをおすすめします。
Q. 耳づまりで補聴器が必要になることはありますか?
原因が難聴である場合には、補聴器が有効なことがあります。
当院では補聴器相談医・補聴器適合判定医師としてご相談を承っています。
Q. 子どもの耳づまりも診てもらえますか?
はい。
お子さんからご高齢の方まで幅広く診療しています。
WEB予約・受診のご案内
耳づまりや耳がこもる感じ、自分の声が響く症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
当院ではWEB予約・WEB問診をご利用いただけますので、待ち時間の短縮にもつながります。

📞 電話予約はこちら👉050-5213-8990
執筆・監修医師紹介

中下 陽介(なかしもようすけ)
院長・医学博士・耳鼻咽喉科専門医
耳・鼻・のどの症状でお困りの患者さんに安心して受診していただけるよう、一人ひとりの症状や生活背景に合わせた分かりやすい診療を心掛けています。
当院では、専門的な知識と経験を生かし、適切な検査・診断・治療をご提案しています。気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
主な資格・認定
- 日本専門医機構認定耳鼻咽喉科専門医
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定補聴器相談医
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定騒音性難聴担当医
- 日本めまい平衡医学会認定めまい相談医
- 日本医師会認定健康スポーツ医
- 嚥下トレーニング協会認定講師
- 日本レセプト学会認定レセプト管理士
- 博士(医学)広島大学
- 補聴器適合判定医師
まとめ
耳づまりは、適切な診断と治療により改善が期待できる症状です。
楓みみはなのどクリニックでは、耳鼻咽喉科専門医による診察、専門的な検査、治療まで一貫して対応しています。
聞づまりに関するお悩みがありましたら、一人で抱え込まず、ぜひお気軽にご相談ください。



