概要

耳がくさい症状は耳の中が原因の場合と耳の外が原因の場合があります。

原因

外耳炎、外耳湿疹など

耳の触り過ぎや傷が原因で耳の皮膚が感染や炎症を起こし、水っぽいものや膿のような耳だれ出ます。特に膿のような耳だれの場合、耳がくさいときがあります。

急性中耳炎、慢性中耳炎など

中耳や鼓膜が炎症を起こし、中耳の中に膿がたまると急性中耳炎の場合、鼓膜が破れて耳だれが出ますし、慢性中耳炎の場合、鼓膜に穴が開いているので穴から耳だれが出ます。特に膿のような耳だれの場合、耳がくさいときがあります。

耳垢栓塞(じこうせんそく)

耳の中には皮脂腺や耳垢腺が集中しており、汗やゴミ、はがれた表皮や皮脂腺、耳垢腺などからの分泌液が混じり合った耳垢がたまります。この汚れをきちんと取り除かないと、細菌や真菌(カビ)が繁殖してにおいます。特にワキガの原因にもなるアポクリン汗線という腺が多い体質の人は、耳垢もにおいがちな傾向にあります。

先天性耳瘻孔

生まれつき耳の周囲(主に耳の前)に小さな穴が開いて、約1cm程度の袋状になっ
ているものが多いです。耳の奇形の一種で、日本では2~3%程度の発現率と言わ
れています。穴が空いているだけで無症状なら、放っておいて問題はありませんが、感染を起こすと、この穴の周囲が赤く腫れて、痛みが強くなります。悪化して袋が自然に破れて膿が大量に出る場合、耳がくさいときがあります。

その他

耳の後ろをうまく洗えていない場合があります。頭や顔はていねいに洗いますが、耳の後ろのように洗いにくい部位は洗い忘れているという人が非常に多いです。耳の裏は皮脂腺や汗腺が多く存在し、加齢臭の原因にもなる箇所。清潔にしなければ細菌が繁殖し感染を起こすと、耳がくさいときがあります。