概要
お子様の中にはおもちゃを誤って鼻に入れたりすることがあり、鼻にいれる癖があるお子様もいらっしゃいます。入れるものとしては、ブロックやビーズ、BB弾、どんぐり、小石、消しゴムなど小さいものが多いようです。しかし、ボタン電池は特に注意が必要です。ボタン電池が異物として鼻の中に入ると、鼻の粘膜とボタン電池が反応して粘膜の損傷が強くなることがありますし、そのままのどにおりて飲み込むと食道異物となり、食道に穴があくことがあります。
自宅で取ろうとすると、特にお子様ですと暴れてしまい、取れずによけいに奥に入ってしまったり、粘膜を傷つけてしまうことがありますので、早めに耳鼻咽喉科を受診するようにお勧めします。耳鼻咽喉科では鼻用の内視鏡で細かく観察しながら摘出することができます。
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耳や鼻の異物
執筆・監修医師紹介
院長/医学博士
楓みみはなのどクリニック 院長 中下 陽介
経歴
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- 関西医科大学 医学部医学科 卒業
- 広島大学大学院 医歯薬学総合研究科 卒業
- 広島大学関連病院勤務
- 木沢記念病院 耳鼻咽喉科 副部長
- 岐阜大学医学部付属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 助教(臨床講師)
- 中濃厚生病院 頭頸部・耳鼻咽喉科 部長
- 楓みみはなのどクリニック 院長
認定・資格
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- 日本専門医機構認定耳鼻咽喉科専門医
- 日本耳鼻咽喉科学会認定補聴器相談医
- 日本耳鼻咽喉科学会認定騒音性難聴担当医
- 日本めまい平衡医学会認定めまい相談医
- 日本医師会認定健康スポーツ医
- 博士(医学)広島大学
- 補聴器適合判定医師