症状

鼓膜が破れてしまうため、耳の痛み出血難聴耳鳴り耳がつまった感じが現れます。また、障害が鼓膜だけでなく、鼓膜の奥にある音を伝える役目をする耳小骨や内耳まで及ぶと、強い難聴めまいが起こることもあります。

原因

耳そうじのときに誤って鼓膜を突いてしまうことが一番多い原因です。また、耳を強く平手でたたかれたり、ボールが当たったり、爆風を受けたり、水に潜ったときなど、急激な圧力の変化でも起こります。

当院での治療

鼓膜は再生能力が高いので、多くの場合は自然に穴が閉鎖します。閉鎖にかかる期間は穴の大きさによって異なりますが、およそ2~4週間です。ただし、細菌感染を起こすと、耳だれが出て、穴が閉じにくくなることがあります。そのような場合は抗菌薬の内服や点耳薬を使用します。穴が自然閉鎖しない場合は、鼓膜閉鎖術という穴を閉鎖する手術を行います。その場合は手術が実施可能な病院に紹介します。

生活上、気をつけていただくこと

鼓膜の穴が閉鎖するまで、洗髪の際は綿や耳栓などをして、お湯が入らないように注意してください。プールは原則禁止ですが、その他の運動は特に問題ありません。