鼻づまりになるのはどんな時?
鼻かぜやアレルギー性鼻炎、花粉症などの時には、鼻水がたまり鼻の粘膜が腫れて、鼻がつまりやすくなります。また、小さなお子さんの場合、空気の乾燥や急な温度変化、冷たい空気などの外的要因で鼻づまりになることもあります。
鼻づまりになるとどうなるか?
赤ちゃんの場合、哺乳が上手くできなくなります。また、夜間に何度も起きてしまい、眠れないこともあります。機嫌が悪く、ぐずることも多くなります。さらに、鼻水がたまると中耳炎にかかりやすくなります。
当院での治療
鼻水がたまっている場合、専用の吸引器具を使って、たまった鼻水を奥まで吸い取ります。また、鼻の粘膜が強く腫れている場合、鼻づまり用の点鼻薬を処方することもあります。さらに、2、3歳になれば、炎症を抑える薬の吸入治療(ネブライザー)も行い、少しでも鼻づまりを改善させるようにしております。お子さんにとって鼻づまりはつらいものですので、遠慮せず受診しましょう。
日常生活での注意点
薬局などで販売している、簡易の鼻吸い器を使い、お子さんの鼻水を吸ってあげましょう。また、冬は部屋の加湿を行い、湿度50%前後を目安にして乾燥を防ぎましょう。さらに、蒸しタオルを鼻に当てたり、お風呂に入るなどして温めると血流が良くなり、鼻の中のむくみも取れ、鼻づまりが楽になります。
執筆・監修医師紹介
院長/医学博士
楓みみはなのどクリニック 院長 中下 陽介
経歴
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- 関西医科大学 医学部医学科 卒業
- 広島大学大学院 医歯薬学総合研究科 卒業
- 広島大学関連病院勤務
- 木沢記念病院 耳鼻咽喉科 副部長
- 岐阜大学医学部付属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 助教(臨床講師)
- 中濃厚生病院 頭頸部・耳鼻咽喉科 部長
- 楓みみはなのどクリニック 院長
認定・資格
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- 日本専門医機構認定耳鼻咽喉科専門医
- 日本耳鼻咽喉科学会認定補聴器相談医
- 日本耳鼻咽喉科学会認定騒音性難聴担当医
- 日本めまい平衡医学会認定めまい相談医
- 日本医師会認定健康スポーツ医
- 博士(医学)広島大学
- 補聴器適合判定医師