声帯とは?

「のどぼとけ」といわれる場所の真ん中あたりに「声帯」があります。声帯は筋肉と粘膜からなり、声を出す際に使います。Vの字になっている声帯が閉まる時に肺からの空気が声帯を通り、振動させることにより声が出ます。

声帯萎縮症とは何ですか?

声帯が加齢性変化によりやせて細くなってしまうため、発声時に左右の声帯がしっかり閉まらなくなり、声帯の間にスキマ(溝)ができてしまう状態です。

症状

発声時にスキマより空気が漏れるので、かすれ声になります。高齢者によくみられる「しわがれ声」は、この状態に該当します。また、発声を長く続けることが難しく、すぐ息が切れてしまいます。

当院での治療

加齢性変化のため、根本的な治療はありませんが、消炎剤や去痰剤、漢方薬が効果的な場合があります。また、発声訓練として、両手を胸の前で合わせて、左右から押しながら発声する方法があります。この方法により声帯に力が入るようになります。

喉頭がんになることはありますか?

この病気自体が喉頭がんになることはありませんが、中高年の喫煙者は喉頭がんになりやすいので、注意が必要です。