原因

子供のいびきの多くは、のどにある口蓋扁桃(いわゆる扁桃腺)アデノイドが大きいことが原因となります。のどの空間が狭くなり、いびきをかくようになります。また、アレルギー性鼻炎(花粉症)鼻かぜ副鼻腔炎(ちくのう症)などで鼻づまりがあると、いびきをかくこともあります。

いびきがあると問題ですか?

いびきがひどくなると、息が止まってしまう無呼吸が起きるようになり、十分な睡眠が取れなくなります。そのため、起床時の不機嫌おねしょ昼間の活動低下成長障害多動注意欠陥障害学習障害などが現れることがあります。また、睡眠中に息を吸うときにいびきとともに胸がへこんでしまう場合、肺への空気の流入がかなり悪い状態と言えます。

いびきはいつまで続くの?

鼻が原因で起こるいびきは、薬などの治療により短期間で治まることが多いでしょう。ただし、扁桃腺やアデノイドが原因の場合、扁桃腺やアデノイドが小さくなる年齢まで続くため、10歳前後まで続くことがあります。

当院での治療

鼻が原因の場合、それぞれの鼻の病気の治療をすれば改善するでしょう。扁桃腺やアデノイドが原因の場合、扁桃摘出術アデノイド切除術などの手術を行うことで、劇的にいびきの改善が見込めます。ただし、手術の適応は慎重に判断する必要があります。いびきが大きいだけで手術適応になることは少なく、睡眠時無呼吸が合併すると手術適応になることが多いです。お子さんのいびきが大きければ、まずは医師にご相談ください。なお、手術は当院では実施していないので、実施可能な病院に紹介させていただきます。