症状と経過

38~40℃の高熱が続き、口の中に小さい潰瘍(口内炎)ができて、とても痛くなります。通常、口内炎は1個ではなく、口の中のさまざまな箇所に複数できます。また、歯ぐきが赤く腫れることもあります。口の中が痛いので、食べられず、よだれが多くなり、ひどい時には水分も飲めなくなり、脱水症になることもあります。熱は4~5日でおさまりますが、口の中の痛みや腫れは1週間ぐらい続きます。

当院での治療

ヘルペス口内炎は、ヘルペスウイルスの感染で起こるため、ヘルペスウイルスに直接働きかける抗ウイルス薬の内服を行います。また、対症療法として解熱鎮痛剤を内服することもあります。また、口内炎そのものには軟膏薬(塗り薬)を使用します。

日常生活の注意点

のどの痛みのため食欲がなくなりますので、脱水状態にならないように水分をよく摂るようにしましょう。入浴は高熱でなければ、問題ありません。感染する可能性のある病気なので、食器やコップの共用はやめましょう。

登園・登校について

熱が下がり、のどの痛みが取れるまでは登園登校は控えましょう。しっかり治ってからでないと、他のお子さんに感染させてしまう可能性があります。

執筆・監修医師紹介

医師 中下陽介院長/医学博士
楓みみはなのどクリニック 院長 中下 陽介

経歴

    • 関西医科大学 医学部医学科 卒業
    • 広島大学大学院 医歯薬学総合研究科 卒業
    • 広島大学関連病院勤務
    • 木沢記念病院 耳鼻咽喉科 副部長
    • 岐阜大学医学部付属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 助教(臨床講師)
    • 中濃厚生病院 頭頸部・耳鼻咽喉科 部長
    • 楓みみはなのどクリニック 院長

認定・資格

    • 日本専門医機構認定耳鼻咽喉科専門医
    • 日本耳鼻咽喉科学会認定補聴器相談医
    • 日本耳鼻咽喉科学会認定騒音性難聴担当医
    • 日本めまい平衡医学会認定めまい相談医
    • 日本医師会認定健康スポーツ医
    • 博士(医学)広島大学
    • 補聴器適合判定医師

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