こんにちは
一宮市の耳鼻科、楓みみはなのどクリニックです
院長の城めぐりをご紹介します
今回訪れた城は香川県丸亀市にある丸亀城です
標高約66mの亀山に築かれた平山城で、亀山城とも呼ばれています
日本一の高石垣の城と呼ばれ、全国に12城しか残っていない400年前から現存する木造天守の1つです
慶長2年(1597年)、豊臣秀吉により讃岐国12万6千200石を与えられた美濃国可児郡土田(現在の岐阜県可児市土田)出身の生駒親正が築きました
元和元年(1615年)には江戸幕府による一国一城令で廃城となりましたが、その後丸亀藩5万3千石の藩主となった山崎家治により再築することとなりました
さらに山崎家は絶家となったため、万治元年(1658年)に京極高和が丸亀藩6万67石の藩主となり築城を引継ぎ、万治3年(1660年)にようやく完成しました
その後、明治維新まで京極氏が藩主を務め、戦火を免れて現在まで天守は残されています
昭和18年(1943年)には天守は国宝に指定されています
旅行記を紹介します
まずは電車を乗り継ぎ、高松からはレンタカーで移動し丸亀城に到着しました
駐車場から見た丸亀城全景です
そして長い坂道を歩くこと10分程度
途中で高石垣を通過し
天守閣に到着です
全国で12しかない、木造の現存天守の1つです
天守閣の中に復元図がありました
私の好きなタイプの平山城です!!
さらに急な階段を登り最上階へ
階段はかなりの急こう配で、足がすくみました
最上階からの眺めは格別です
讃岐平野と瀬戸内海を見ることができ、壮観な眺めでした
瀬戸大橋も全貌できます(オレンジ線)
月見櫓跡から見た飯野山(讃岐富士、標高421.9m)です
この方向から見ると、圧巻な眺めでした
さらに足をのばして観音寺市へ
時代劇でも有名な、「寛永通宝」の銭形砂絵です
その大きさは東西122m、南北90m、周囲345mもあり
寛永10年(1633年)に藩主生駒高俊公を歓迎するために一夜にして作られたと言われており
この砂絵を見れば健康で長生きし、お金に不自由しないという伝承があります
琴弾(ことひき)公園内の山頂展望台から見るのがおすすめです
地上から見ると、その大きさは体感できますが、銭形とは分からなかったです
ちなみに丸亀市はうちわの生産シェア9割を占めているそうです
「うちわの港ミュージアム」にも行ってきました
うちわの作り方が精細で複雑なことがわかりました
城めぐりだけでなく、当地の文化や歴史にも触れることができ、また改めて勉強させられました
また訪れてみたいです
ちなみに、食に関しても丸亀名物の「釜揚げうどん」がおススメですよ!!