こんにちは
一宮市の耳鼻科、楓みみはなのどクリニックです
院長の城めぐりをご紹介します
今回訪れた城は三重県上野市にある伊賀上野城です
天正13年(1585年)に筒井定次が平楽寺・薬師寺のあった台地に近世城郭としての伊賀上野城を築きました
慶長13年(1608)年に、築城の名手である藤堂高虎が伊賀・伊勢・伊予の合わせて22万石で国替えされた後、慶長16年(1611)年に本丸を西に拡張し、高さ約30メートルの高石垣をめぐらして南を大手とし、五層の天守閣を築きました
これは、徳川家康の命により、大阪方(豊臣家)への抑えとして築かせたそうです
しかし、天守閣は建設中の慶長17年(1612)9月2日、当地を襲った大暴風で倒壊しましたが、以後幕府は城普請を禁じたため、再建されることはありませんでした
現在の天守閣は、昭和の時代になり、当地選出の代議士、川崎克が多くの支援者の協力を得ながら私財を投じて藤堂氏の天守台に建てた復興天守閣です
昭和7年(1932)年に着工し、昭和10年(1935)年10月18日に竣工しました
旅行記を紹介します
まずは電車を乗り継ぎ、ご当地の伊賀鉄道上野市駅に到着しました
さすが忍者の町「伊賀」、忍者市駅と表記されていました
そして歩くこと10分程度で伊賀上野城に到着しました
城址は公園となっており、紅葉も楽しむことができました
そして、この長い階段を上り
天守閣に到着です
復興天守閣ですが、徳川方に多い、白壁の天守閣は美しかったです
別名「白鳳城」と呼ばれているそうです
天守閣の1階には藤堂高虎公の像がお出迎えしてくれます
最上階からの眺めは格別です
伊賀盆地の全景を見ることができ、壮観な眺めでした
次に高石垣に行きました
上から見ると柵がなく、柵代わりに石が並べられているだけなので
景色は壮観ですが、恐怖で足がすくむくらいの高さでした
下から見るとこのような感じです
この方向から見ると、雰囲気が出ていますね
最後に、藤堂高虎公並びに藤堂家代々の藩主の菩提寺である上野寺町の入り口にある日蓮宗上行寺に行きました
寺町は静けさで人一人会うことはなかったですが、厳かな雰囲気を感じることができ、自分の心も洗われた思いになりました
さすが「伊賀の小京都」ですね
また訪れてみたいです
ちなみに、食に関しても伊賀名物の「豆腐田楽」「伊賀牛」がおススメですよ!!