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外耳炎とは?症状・原因・治療法をわかりやすく解説

耳の違和感は、痛みが強くなるまで見過ごされやすい症状の1つです。少し気になる程度であれば様子を見てしまう方も多いですが、耳は日常生活の快適さに大きく関わる繊細な器官です。聞こえ方の変化や耳の不快感が続くと、会話に集中しにくくなったり、仕事や睡眠に影響したりすることもあります。

耳のトラブルは自分で中の状態を確認しにくく、原因を判断しづらい点が特徴です。そのため、違和感があるときは「よくあること」と放置せず、どのような病気が考えられるのかを知っておくことが大切です。

外耳炎とは

外耳炎とは、耳の入り口から鼓膜までの通り道である外耳道に炎症が起こる病気です。耳の痛みやかゆみ、耳だれ、聞こえにくさなどが現れ、耳掃除や水泳、イヤホンの長時間使用などをきっかけに発症する場合があります。

外耳道の皮膚は薄く、傷つきやすい部位です。軽い違和感から始まることもありますが、触り続けると炎症が悪化し、強い痛みにつながる場合があります。放置すると症状が長引くこともあるため、早めに状態を確認することが大切です。

外耳炎の症状

外耳炎でよくみられる症状は、耳の痛みとかゆみです。耳を引っ張ったときや、耳の入り口を押したとき、あごを動かしたときに痛みが強くなることがあります。

炎症が進むと、耳だれや耳の詰まり感、聞こえにくさが出ることもあります。耳だれににおいがある場合は、炎症が悪化している可能性があります。症状が片耳だけに出ることも多く、睡眠や仕事に支障が出る方もいます。

外耳炎の原因

外耳炎の主な原因は、外耳道の皮膚が傷つき、細菌や真菌が増えやすくなることです。耳かきや綿棒で強くこする、頻繁に耳掃除をする、爪でかくといった行為がきっかけになります。

水泳や入浴後に耳の中へ水分が残ることも原因の1つです。外耳道が湿った状態になると皮膚の防御機能が低下し、炎症が起こりやすくなります。イヤホンや補聴器による蒸れや摩擦も、外耳炎の原因になることがあります。耳をきれいにしようとする習慣が、かえって外耳道を傷つける原因になる場合もあります。

外耳炎の種類

急に痛みや腫れが出るものは「急性外耳炎」と呼ばれます。細菌感染が関係することが多く、耳掃除や水泳後に発症しやすい傾向があります。

かゆみや耳だれが長引く場合は、「慢性外耳炎」や「真菌性外耳炎」が関係していることがあります。真菌性外耳炎では、強いかゆみや耳の詰まり感が目立つことがあります。種類によって治療方法が異なるため、自己判断せず診察を受けることが重要です。

外耳炎の診断

耳鼻咽喉科では、いつから症状があるのか、耳掃除をどのくらいしているのか、水泳やイヤホン使用の機会があるのかなどを確認します。外耳炎は生活習慣と関係することが多いため、普段の耳の扱い方も大切な情報です。

診察では、耳鏡や顕微鏡などで外耳道と鼓膜の状態を確認します。中耳炎など別の病気と見分けるためにも、耳の中を直接確認することが重要です。必要に応じて耳あかや分泌物を取り除き、炎症の程度を詳しく判断します。

外耳炎の治療法

治療では、外耳道の汚れや分泌物を取り除き、薬が届きやすい状態にします。そのうえで、原因や炎症の程度に合わせて点耳薬や軟膏、鎮痛薬などを使います。

細菌が原因の場合は抗菌薬の点耳薬、真菌が原因の場合は真菌に対応した治療が必要です。症状だけで原因を判断することは難しいため、自己判断で薬を使うのは避けてください。処方された薬は指示どおりに使い、途中でやめないことが改善につながります。

悪化を防ぐための注意点

外耳炎の治療中は、耳を触らないことが大切です。かゆみがあっても耳かきや綿棒を使うと、皮膚がさらに傷つき、治りにくくなることがあります。

入浴や洗髪では耳に水が入りすぎないよう注意し、水泳は症状が落ち着くまで控えるよう指示される場合があります。イヤホンや補聴器も、痛みや耳だれがある間は使用時間を短くすることが大切です。耳の中を乾いた状態に保ち、刺激を避けることが再発予防にもつながります。

受診の目安と予防

強い痛み、耳だれ、聞こえにくさ、発熱、耳の周囲の腫れがある場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診してください。糖尿病がある方や免疫力が低下している方は、症状が軽くても注意が必要です。

予防するには、耳掃除をしすぎないこと、耳の中を強くこすらないこと、耳を湿ったままにしないことが大切です。外耳炎を繰り返す場合は、耳のかゆみや皮膚炎が背景にあることもあるため、耳鼻咽喉科で原因を確認しましょう。症状を繰り返さないためには、日頃から耳を触りすぎない習慣を意識することが大切です。

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