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子どもの正しい鼻のかみ方

上手にかめないときの練習方法

診察をしていると、

「うちの子、鼻を上手にかめないんです」
「鼻水をいつもすすってしまいます」

というご相談をよくいただきます。

小さなお子さんにとって、鼻から息を出して鼻水を外へ出す動作は、意外と難しいものです。

しかし、鼻水をためたままにしたり、何度もすすったりするのではなく、正しい方法で鼻をかむ習慣を身につけることが大切です。

お子さんがまだ上手にできなくても大丈夫です。

遊び感覚で少しずつ練習してみましょう。

鼻を上手にかむことはなぜ大切?

風邪やアレルギー性鼻炎などで鼻水が増えたとき、鼻の中に鼻水がたまったままになると、鼻づまりがひどくなります。

また、子どもは鼻と耳をつなぐ「耳管」が大人より短く、鼻の炎症の影響を耳が受けやすいため、中耳炎を起こすことがあります。

鼻水をいつもすすってしまう癖もおすすめできません。

「鼻水が出たら、すすらずに鼻から外へ出す」

という習慣を、小さい頃から身につけていきましょう。

正しい鼻のかみ方「5つのポイント」

① 片方ずつかむ

両方の鼻を一度にかむのではなく、片方の鼻を指で軽く押さえ、反対側の鼻からかみます。

右をかんだら、次は左。

必ず片方ずつ行いましょう。

② まず口から息を吸う

鼻をかむ前に、口からしっかり息を吸います。

その空気を鼻から出すイメージです。

③ ゆっくり鼻から息を出す

勢いよく「フンッ!」とする必要はありません。

「フーーン」と鼻からゆっくり息を出して、鼻水をティッシュへ出します。

一度ですべて出そうとせず、何回かに分けてかみましょう。

④ 強くかみすぎない

鼻を強くかめば、たくさん鼻水が出るわけではありません。

強くかみすぎると耳に圧力がかかり、耳が痛くなることがあります。

片方ずつ、やさしく、ゆっくり。

これがポイントです。

⑤ 鼻水をすすらない

鼻水が出てくると、つい

「ズズッ」

とすすってしまうお子さんもいます。

鼻水はできるだけすすらず、ティッシュを使って外へ出すようにしましょう。

覚えてほしいのは、この3つ

片方ずつ
やさしく
ゆっくり

まずはこの3つができれば十分です。

保護者の方も、お子さんと一緒に鼻をかむ動作をして見せてあげてください。

鼻をかめない子はどうやって練習する?

小さなお子さんの場合、

「鼻をかんで」

と言われても、そもそも「鼻から息を出す」ことが分からない場合があります。

最初からティッシュで鼻をかむ練習をするよりも、まず鼻から息を出す感覚を覚えましょう。

STEP 1 口を閉じて鼻から息を出してみよう

まず、お子さんに口を閉じてもらいます。

保護者の方が、

「お鼻からフーンってしてみよう!」

と実際にやって見せてください。

鼻から息を出すことができれば第一段階は成功です。

STEP 2 ティッシュを揺らしてみよう

細長く切ったティッシュなどを鼻の前に持ちます。

口を閉じて、

「お鼻の息でティッシュを揺らしてみよう!」

と声をかけます。

鼻息でティッシュが動けば成功です。

遊び感覚で繰り返してみましょう。

STEP 3 片方の鼻で「フーン」

鼻から息を出せるようになったら、次は片方の鼻を軽く押さえます。

反対側から、

「フーン」

と息を出す練習をします。

左右交互にできれば、実際に鼻をかむ準備はほぼ完成です。

STEP 4 ティッシュで実際にかんでみよう

最後にティッシュを鼻に当て、

「片方を押さえて、ゆっくりフーン」

と実際に鼻をかんでみましょう。

上手にできたら、しっかり褒めてあげてください。

毎日少しずつ練習することで、徐々に上手になります。

鼻がつまって、うまくかめないときは?

鼻水が粘っこかったり、鼻の粘膜が強く腫れていたりすると、正しい方法でも鼻水をうまく出せないことがあります。

そのような場合に、無理に強くかませる必要はありません。

小さなお子さんでは、必要に応じて鼻吸い器(鼻水吸引器)を使用する方法もあります。

また、鼻水や鼻づまりが長く続く場合には、

  • 風邪
  • アレルギー性鼻炎
  • 副鼻腔炎
  • アデノイド増殖症

などが隠れていることがあります。

鼻水が長引くときは耳鼻咽喉科へ

鼻水は子どもによくみられる症状ですが、

「ずっと鼻水が出ている」
「黄色や緑色の鼻水が続く」
「鼻づまりが強い」
「いびき・口呼吸がある」
「耳を痛がる」
「聞こえが悪そう」

といった症状がある場合には、一度耳鼻咽喉科で鼻や耳の状態を確認することをおすすめします。

楓みみはなのどクリニックでは、お子さんの鼻水・鼻づまりだけでなく、中耳炎やアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎なども含めて診察します。

おうちで覚えよう!正しい鼻のかみ方

最後にもう一度確認しましょう。

① 口から息を吸う
② 片方の鼻を押さえる
③ 反対の鼻から「フーン」
④ 強くせず、ゆっくりかむ
⑤ 反対側も同じようにかむ

合言葉は、

「片方ずつ・やさしく・ゆっくり」

小さなお子さんは、最初から上手にできなくても大丈夫です。

ご家族と一緒に、遊びながら少しずつ練習していきましょう。

一宮市・尾張・西濃地域で耳・鼻・のどなどでお悩みの方へ

耳・鼻・のどなどでお困りの方は、お気軽に楓みみはなのどクリニックへご相談ください。

耳・鼻・のどの専門医が、お子さまからご高齢の方まで、一人ひとりの症状に合わせて丁寧に診察し、必要な検査・治療をご提案いたします。

楓みみはなのどクリニックでは、一宮市をはじめ、

  • 江南市
  • 稲沢市
  • 羽島市
  • 岩倉市
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  • 小牧市
  • 各務原市

など、尾張・西濃地域を中心に多くの患者さんにご来院いただいています。

耳・鼻・のどの症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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耳・鼻・のどの病気は、症状が軽いうちから治療を開始することで、症状を軽減できる場合があります。

気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

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執筆・監修医師紹介

中下 陽介(なかしもようすけ)

院長・医学博士・耳鼻咽喉科専門医

耳・鼻・のどの症状でお困りの患者さんに安心して受診していただけるよう、一人ひとりの症状や生活背景に合わせた分かりやすい診療を心掛けています。

当院では、専門的な知識と経験を生かし、適切な検査・診断・治療をご提案しています。気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

主な資格・認定

  • 日本専門医機構認定耳鼻咽喉科専門医
  • 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定補聴器相談医
  • 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定騒音性難聴担当医
  • 日本めまい平衡医学会認定めまい相談医
  • 日本医師会認定健康スポーツ医
  • 嚥下トレーニング協会認定講師
  • 日本レセプト学会認定レセプト管理士
  • 博士(医学)広島大学
  • 補聴器適合判定医師

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