翼口蓋神経節性疼痛(スルーダー神経痛)

翼口蓋神経節性疼痛は、1908年にワシントン大学の耳鼻咽喉科医であるSluderが報告が報告したことから、スルーダー神経痛とも呼ばれています。副鼻腔の炎症や鼻粘膜の腫脹などによる翼口蓋神経節への刺激が原因として考えられています。

症状

女性に多く、片側の鼻根部や内眼角から眼球、鼻、頬骨(ほお骨)、上顎歯、口蓋、咽頭などに放散する発作性の痛みを特徴とする。顔の奥の方の痛み頭痛として自覚することが多く、痛みは1日に何回も起こり、くしゃみで悪化します。また、結膜充血や流涙、鼻汁過多、唾液分泌過多など自律神経症状を伴うことが多いです。

当院で実施している検査

問診の他、下記のさまざまな検査を症状に応じて組み合わせて行います。

問診

初診時は、まず問診を行います。

・痛みについての詳しい問診

痛みが発生した日、きっかけ、痛みの特徴、痛みの期間と程度、基礎疾患や合併症の有無、対処方法などをお聞きします。

・過去にかかった病気や現在治療中の病気の状況

特に炎症性の病気、免疫系の病気、内分泌系の病気、アレルギー、がん、肝臓や腎臓の病気、糖尿病、脂質異常症、貧血、血液の病気(白血病など)などの治療歴についてお聞きします。

バイタルサインの測定

血圧や脈拍、呼吸数、酸素飽和度、体温などを測定します。

血液検査

主に炎症性の病気、免疫系の病気、内分泌系の病気、アレルギー、がん、肝臓や腎臓の病気、糖尿病、脂質異常症、貧血、血液の病気(白血病など)などの有無を調べます。

副鼻腔レントゲン検査

痛みの原因として、副鼻腔炎などの有無を調べます。

内視鏡検査(ファイバー検査)

鼻とのどを内視鏡で観察し、鼻茸(ポリープ)や副鼻腔炎(ちくのう症)、上咽頭炎などの有無を調べます。

当院での治療

慢性上咽頭炎で行っているEAT(イート;上咽頭擦過療法、Bスポット療法)に合わせて、同時に翼口蓋神経節を擦過(こする)E-EAT(内視鏡下EAT)が有効だといわれています。詳しくは下記バナーより確認してください。

 

また、必要に応じて脳神経外科や脳神経内科、眼科、皮膚科、精神科、心療内科などの専門医へ紹介して治療を行っていただいております。